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2015年12月30日 (水)

民主主義ってなんだ?

Sealds2015 民主主義ってなんだ?

高橋源一郎×SEALDs/著
河出書房新社/2015

高橋源一郎とSEALDsのメンバーとの対談。
第一部ではSEALDsの成り立ち、第二部で民主主義について考えを深めている。

日本が悪い方向に進もうとしている中、SEALDsは数少ない希望だ。
彼らが何を考えているのか。
デモでも何度も連呼される「民主主義ってなんだ?」
かつて学生運動をやっていた高橋源一郎と民主主義について議論を行っている。

民主主義の起源をたどると、二千五百年前の古代ギリシャ、アテナイの民主制にぶつかる。
これは徹底した直接民主主義で、最高決定機関の民会が全権をもっていて全てを決める。
有権者である成人男子がプニュクスの丘に上ってきて、めいめい岩の上で意見を言う。
そして、バカな意見を言った人は排除される。
また、基本法があり、それに反した意見を提出した人は裁判にかけられ、最高で死刑になる。
法案を出すのも命がけ。
すごいなあ。

この他にも、いろんな民主制があった。

さて、現代日本。
間接民主主義が当たり前とみんな思っているけど、制度疲労を起こしている。
政治的無関心も、間接民主主義がその要因になっていることは間違いない。
独裁者も民主主義の中からでてくる。

SEALDsは、その状況に風穴を空けようとしている。

もう一度、みんなで民主主義について考えてみよう。

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2015年12月29日 (火)

気仙沼ニッティング物語 いいものを編む会社

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気仙沼ニッティング物語
いいものを編む会社

御手洗珠子/著
新潮社/2015

ブータンの初代首相フェローとして、観光産業発展に成果を上げた著書が、震災を機に帰国し、被災した気仙沼で編み物の会社を立ち上げる奮闘記。
著者は、まだ20代の女性、気仙沼出身でも編み物が得意なわけでもない。
ほぼ日のプロジェクトとして始まり、編み手募集、商品づくり、会社設立はてんやわんやで進んでいく。

何故、気仙沼なのか?
編み物の会社なんて成立するのか?
様々な疑問が去来しますが、地方だからこそできることがある。
インターネットの普及により、今までのデメリットはほぼ解消されつつあるし、
人々の濃厚なつながりや良い環境は地方でこそのメリットである。

あるとき、雑誌の取材があった。
編み手へのインタビュー、
「気仙沼ニッティングの仕事に望むことはなんですか?」
編み手さんは、こう答えました。
「ずっと、この仕事を続けていたいです。」

著者は、この答えに驚き深く考えさせられます。
そして、この会社を100年続く会社にしたいと思います。

ここに重要な視点がある。
話しは変わるが、天栄村湯本の温泉宿の女将の言葉が重なる。
大学教授の新妻先生が湯本でイベントを企画し、お客が大勢泊まったときのこと。
女将曰く、
「先生、あんまりいっぱい来られても困るんだよね。」
「どうして、儲かっていいじゃない。」
「うちは事業じゃなく、家業でやってるんだ。」
新妻先生は深く感じ入りました。

資本主義経済、そして経済のグローバル化は、大量生産大量消費でモノをあふれさせ、生活は豊かになった。
でも、みんな幸せになったのか?
あらゆるモノ、サービスは製品として提供され買うものになり、その製造過程はブラックボックスになった。
仕事では効率化を求められ、ストレスが多くなった。

気仙沼ニッティングの仕事は、編み手のペースで進んでいく。
ある人は介護の合間に、ある人は子育てをしながら。
効率を求める会社では、こうはいかないだろう。

地方で仕事を続けていくこと。
地方で生きていくこと。
いろんな示唆を与えてくれる本である。

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2015年12月 3日 (木)

ハーモニーコンサート

11月28日に行われた第5回音楽都市こおりやまハーモニーコンサート。
いっちゃんたちの学校も合唱で参加しました。
その3曲をここに載せます。

この日は合奏もあり、父ちゃん的に一番ハマったのがこれ。
最初の音が響いた瞬間にアドレナリンがどっと出ました。

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