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2014年12月11日 (木)

デフレの正体/地方消滅

デフレの正体-経済は「人口の波」で動く
藻谷浩介/著
角川oneテーマ21/2010

地方消滅
増田寛也/編著
中公新書/2014

新書一気に2冊紹介。
1冊目「デフレの正体」。
藻谷氏は、人口の絶対数に注目し、
「経済を動かしているのは、景気の波ではなくて人口の波、つまり生産年齢人口=現役世代の数の増減だ」
と指摘します。
生産年齢人口が減っていく中、経済が縮小していくことは避けられない。
今後、出生率をいくら増加させようと、子どもの数は増えない(出産適齢期の若年女性人口が減っているから)。
超高齢化社会が加速度的に進む。

読んでいて、気が滅入る部分もありますが、これまでの経済動向を人口の波できれいに説明していて、目から鱗が落ちます。
これから日本が目指すべき方向も提言しており、大変参考になる本。

さて、2冊目「地方消滅」。
「中央公論」に掲載された増田レポートが大きな波紋を呼んだ。
このままでは、896の市町村が消えてしまうという。
人口の波を市町村別に詳細に検討したものだ。
人口減少は、均一に進むわけではなく、市町村によって違う。
残念ながら、福島県は調査対象外となっている。
しかし、ここで示されたデータと考え方は県内市町村にも十分使える。

この2冊は、未来を占い、処方箋を立てるため読むべき本である。

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