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2009年7月26日 (日)

祇園祭の夜

父ちゃんです。

田島の夏といえば、祇園祭。
いつも屋台引きに参加している父ちゃんですが、今年はスポ少で店を出すことになり、そちらにも参加しました。
出店のメニューは、フライドパスタ。
スパゲッティを揚げて、塩で味をつけたものです。
まだ、田島では誰もやっていない、ブレイク間違いなし!
と父兄のKさんが中心になって進めてきました。

祭初日の朝、テントを設営し、調理を始めます。
最初のうちは、油の温度が上がりきらないうちに揚げ、えらく固いパスタに仕上がったり、塩を振りすぎたりと、てんやわんや。
何度かやっているうちに段々安定してきました。
その他のメニューとして、揚げそばと、何故かパイナップルまるごと。

パイナップルは、当初、縦に八つに切り、串に刺して冷やしたものを売るつもりだったのですが、保健所から生のものを売るのはまかりならん、とストップをくらったのです。
既に発注済みだったので、やむを得ず、丸ごと売ることにしました。

いよいよ開店。
昼間は、なかなか売れません。
しょうへいも売り子になって、一生懸命売り歩きます。

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やがて、夕刻になり、屋台運行が始まると、人出も多くなり、だんだん売れるようになってきました。
父ちゃんは、屋台運行の手伝いに行ったので、このあたりは見届けていません。

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二日目。
パスタを揚げたり、容器に詰めたりの作業がみんな手際よくなっています。
父ちゃんは、午前中の準備と売り子を手伝って、午後はしばらく休みました。

夕方から再び手伝い。
調理の方を手伝います。
パスタを揚げるのには、深めのホットプレートを使っていますが、油の温度が下がるため、一回に揚げる量は限られます。
しかも、4~5回揚げたら、温度を上げるためにしばらく休ませなくてはなりません。
日が暮れると、人出が多くなって、えらく売れるようになってきました。
売り子のテンションも上がっています。
「もっと揚げて」「今、揚げてる」
「在庫ないよ」「ちょっと待って」

結局、仕入れたパスタの殆どが捌けて、その日の売り方を終了。
閉店から交通規制が解除される一時間の間にテント撤去と後片付け。
後片付けが終了したのは、11時過ぎ。

店長を努めたKさんは、ハイテンションで「よし、これから慰労会に行こう!」
でも、疲れ切っていたみんなから応じる声はありません。
Kさんは、一人で夜の町に消えていきました。

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2009年7月 5日 (日)

神去なあなあ日常

2009miura 神去なあなあ日常

三浦しをん/著
徳間書店/2009

父ちゃんです。

林業という職業は、父ちゃんは馴染み深いのですが、一般の人にとっては殆ど馴染みのない職業だと思う。
やっていることも地道で泥臭く、スマートとは言いかねる職種だ。
およそ小説のネタにはなりそうもない。
と、思ったら、やってくれました三浦しをん。

背景としての林業ではなく、林業そのものを実に見事に描いてくれます。
たまに、おやっ?と思う記述が無いでは無いですが、殆ど正確にしかもかなり突っ込んだ記述になっていて、林業関係者(父ちゃん)から見ても感心する出来映え。
専門家では、こうはいかないだろう。
専門家は、つい「知っているだろう」若しくは「言っても判らんだろう」と説明不足になりがちだからね。

物語は、都会の青年が母親が勝手に申し込んだ「緑の雇用」により、神去村(架空の村)で林業をすることになります。
初めは、逃げだそうとして青年が徐々に林業と向き合い、村のとんでもない人たちやしきたりに翻弄され、謎の美女が現れ、そして村のとんでもない伝統行事に巻き込まれ・・・。

読み始めたら、止まりません。
林業をテーマに、ここまでのエンターテインメントを構築した三浦しをんに拍手。

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