「RDG レッドデータガール はじめてのお使い」
かあちゃんです![]()
こんな本読みました。
RDG
レッドデータガール はじめてのお使い
荻原規子
角川書店
(装画 酒井駒子)
2008年7月に角川書店から刊行された新しいファンタジー・レーベル「銀のさじシリーズ」の第一回配本の作品です。
表紙は酒井駒子さんの絵。
「レッドデータガール」ってなに?赤い袴をはいている巫女さんなの?
図書館の新刊コーナーに並んでいるときも、なんか、妖しげで、おもしろそうな雰囲気を漂わせている本でした。
副題の「はじめてのお使い」というのも、なんだか意味深だし。
いままで、なんとなく敷居が高そう…なんて気がしてた荻原規子さんの作品でしたが、かあちゃん、この本は、なんだかわからないけど、どうしても読みたい!という思いに突き動かされ、読んでみました。
で、しょうへいもこの本を見て「どんなお話しなの?教えて!」としつこく聞くんです。
やっぱりしょうへいにも、この本の妖しい雰囲気が気になるらしい。
主人公の少女、泉水子(いずみこ)は中学3年。進学相談から話が始まります。
なんの取り柄もない、パソコンも携帯も使えない、ちょっと変わった引っ込み思案な少女には、自分でも気が付かない、誰にも知らされていない重大な秘密があった!
思春期の少女をあつかうファンタジー。
ファンタジーといっても、時空を超えるわけでも架空の国の話でもなく、和歌山県と東京が舞台。
「山の神」とか、「山伏」とか、「結界」とか、「加持祈祷」とかそういう単語が、「東京ディズニーリゾート」とか、「電車の自動改札」とか、「都庁」なんて、おもいっきり俗世間な単語と、うまく溶けあっている不思議な世界。
「水と油は混ざらないけど、そこにたまごが入るとマヨネーズになっちゃう不思議」っていうのと似てる感じかしら。
(うーん、苦しい)
導入はまどろっこしくなく、スピード感があって、あっという間にその世界に入っていけます。
父の友人とその息子、深行(みゆき)が、少女の成長に立ち会うわけだが、その役目が肉親じゃないところが、おもしろい。
実際、親と子は冷静になれない部分が多いから、第三者の存在が重要なのかもしれないなあ、なんて思いました。
東京で、泉水子は母親と会えずに帰ってきたが、聞きたい話はどうなった?進学してからの泉水子と深行は、どんな風に成長するの?など、気になる部分を残しているので、いつか続編がでるかしら…と期待しています。
ひさびさに、「勘が当たった
」一冊でした。
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